ポスターとは?ポスターを額装するポイントやおすすめの額縁も紹介!
ポスターは駅や繁華街をはじめさまざまな場面で広告として用いられることから、日常的に目にする機会があるでしょう。一方、お気に入りのアーティストやアイドルなどのポスターを自分の部屋に飾っているという方も多いです。
今回はポスターについて詳しく解説する他、ポスターを額装するポイント、ポスター額装におすすめの額縁やフレームをご紹介します。
ポスターとは?
ポスターとは、壁や柱などに貼り出すことを主な目的として制作された印刷物のことをさします。大きく分けてポスターには屋内用と屋外用が存在します。掲示場所にもよりますが、屋外用のポスターには防水加工が施されている場合もあります。
ポスターが使われる場面の例
ポスターは、コンサートや映画やイベント、デパートやスーパーのセールのお知らせをはじめ、ビジネスにおける宣伝で用いられる広く宣伝用広告として使われています。デザイン性が高いものが多く、家庭にて作品として楽しまれるケースも少なくありません。
映画のポスター
映画の宣伝にはポスターがよく使われます。映画を上映する劇場には、ポスターを掲示するスペースが専用で設けられているのが基本です。デザインにこだわった作品も多く、作品によってはファン向けにポスターを販売しているものもあります。
レストランのメニュー
ポスターはレストラン内外の壁に貼られるメニューやキャンペーンの紹介として使われることがあります。ポスタータイプのメニューは適度な大きさがあり、書かれている料理の説明や、価格、料理写真も確認しやすい。また複数人に訪れた際、人数分メニューが用意されていない場合でも、複数人で同じメニュー詳細を同時に見ることができるのもメリットです。
ポスターのサイズのバリエーション
ポスターにはさまざまなサイズの種類があります。よくネット印刷で注文可能なポスターのサイズは、A判だと、A0サイズ(841×1189)、A1サイズ(594×841)、A2サイズ(420×594)、A3サイズ(297×420)といったサイズ展開である場合が多いです。一方、B判だと、B0サイズ(1030×1456)、B1サイズ(728×1030)、B2サイズ(515×728)、B3サイズ(364×515)といったサイズ展開が中心となります。
A3サイズのポスター
A3サイズはポスターの中では、比較的小さいサイズであるといえます。遠くから見るというよりも、近距離で見ることを想定されたサイズで、飲食店やショップの店内で見かけるケースが多いです。屋外よりも屋内でよく見かけるサイズだといえるでしょう。
A2~B2サイズのポスター
A2サイズやB2サイズも、屋内用によく選ばれる大きさです。A2サイズは一般的な新聞の一面より一回り大きいサイズになります。B2サイズはアイドルのカレンダーやCDの特典としてつけられるポスターに使われることが多いです。
A1~B1サイズのポスター
B1サイズ、A1サイズは、サイズが大きいため、掲載する内容を目立たせることが可能で、描いているものをダイナミックに表現したい場合に最適なサイズです。このサイズだと、遠くからでも目立たせることが可能であり、映画や駅広告にも採用されることが多いです。2〜3m程度離れた場所から見ることを想定したポスターは、A1サイズ以上のサイズが好まれます。
ポスターに使われる紙の種類
一般的なポスターには、「アート紙」「コート紙」「マット紙」が使われます。またケースにより他の種類の紙や、紙以外の材質が採用されることもあります。
紙の厚さはkgで表示され、坪量、連量と呼びます。これは、原紙サイズを1000枚重ねた時の重量で表現します。ポスターによく利用されるのは、110kgや135kg以上の厚手の紙が用いられます。選挙用のポスターは、135kgの紙が使用されることが多いです。
アート紙
「アート紙」は、上質紙を基準としてグロス系の塗料を施した用紙のことを指します。印刷の再現性も高く、写真映えもするのが特徴です。ただし、アート紙は光沢が強く光すぎるため、屋外に掲示する紙としてはあまり適していません。また、値段も高いため、大量に印刷する場合などには不向きな紙質です。
コート紙
「コート紙」はポスターに最も使われている紙といえます。例えば、選挙ポスターなどカラー写真を用いた光沢のある紙質が特徴です。また、屋外での利用にも適しており、水の浸透も多少は防げます。ただし、雨が直接降り注ぐ場所ではNGです。
マットコート紙
「マットコート紙」は、コート紙のツヤを抑えたものです。こちらの紙は、触った感じがサラッとした感触で、指紋がつきにくく、落ち着いたイメージにしたい場合などに最適な紙質です。光沢もおさえられており、写真集などにも頻繁に採用されている紙質です。
ポスター額装のポイント
ここからはポスターを額装する際のポイントをご紹介します。
関連ページ:【額装方法】ポスター額装(マットあり)
関連ページ:【マット額装】ポスター
ポイント1:巻き癖を無理に直さない
紙質にもよりますが、丸めて保管されていたポスターには、強い巻き癖が付いてしまいます。綺麗に額装するためのポイントとしては作品の平面性を作る事が挙げられます。そのため、真っすぐに伸ばしたい気持ちがあるかもしれませんが、初めはそのまま額装してしまうのも一つの手段です。その後、巻癖がどうしても気になる場合は裏打ちをすることも可能です。
ポイント2:裏打ちも視野に入れる
裏打ちとは、作品の裏に和紙を貼り付けて補強をおこなうことです。癖がついてしまったポスターは、額装をしても真っすぐにはなりません。一度作品を平面の状態に戻す場合は裏打ちをして平面の状態に戻すことができます。アンティークのポスター等は破れがあるものもあります。裏打ちをすることによって破れを補修できる場合もございます。湿気を吸ってしまい、波打っている作品は裏打ちをお勧め致します。
ポイント3:ポスターに合う額縁やフレームを選ぶ
額縁やフレームには、それぞれ対応するサイズがあります。また、中に入れる作品の種類により、適した構造が異なります。ポスター用の額縁やフレームは、作品のサイズに合い、紙作品を額装する額縁を選ぶのがよいでしょう。
ポスター額装に最適なフレームと額縁
安井商店の「ポスターサイズ対応フレーム」は、ポスターをはじめ掲示物を手軽に額装するのに最適なフレームで、軽量化された商品が中心となります。ポスターは比較的大きいサイズのものが多いため、軽量タイプのほうが扱いやすいためです。ポスターサイズに特化したサイズ展開があり、比較的安価にポスターを飾ることができます。
なお弊社ポスターフレームは、手軽にポスターを額装するのに適していますが、反対に長期で掲示する(作品の保存)のには適しておりません。もし、長期間作品を楽しみたいという方は、額縁をお選びください。
関連ページ:ポスターサイズ対応フレームの一覧
関連ページ:紙・薄い作品用の額縁一覧
【コピー用紙フレーム】サクラ平型 ブラック
【ポスターパネル】NEWライトフレーム ブラック
価格を抑えるためにエンビカバーを使用し、シンプルに仕上げました。こちらの商品は基本的にワンロックでフレームの開閉ができるため、ポスターの額装が手軽に行えます。ただしB1以上の大型はワンロックではないためご注意ください。
【ポスターパネル】NEWライトフレーム ブラック 詳細ページ
【ポスターパネル】5008 ホワイト (かる!フレーム)
ECサイト限定商品で、名前の通りに非常に軽いフレームとなっています。安価で軽めのポスターフレームをお探しの方にもおすすめです。
【ポスターパネル】5008 ホワイト (かる!フレーム) 詳細ページ
まとめ
さまざまなデザインがあるポスターは、芸術作品としても楽しめるアイテムです。お気に入りの1枚を飾ることで、お部屋のアクセントになることでしょう。
弊社では、ポスターに対応した額縁やフレームを多数取り揃えております。気になるものがございましたら、是非当社ホームページにアクセスいただき、商品をゆっくりとご覧になってください。不明な点や気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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