賞状の額はどう選ぶ？額装のポイントやおすすめの賞状額も紹介
賞状は額装する際、ポイントを押さえることでより美しく飾ることができます。また賞状は額選びで見た目の印象が大きく変わるため、どの額縁を選ぶのもとても重要です。
今回は賞状を額に入れて飾る際に額装するポイントや額選びのポイント、おすすめの賞状額について解説しています。本記事を読み目的やインテリアに合った額に賞状を飾りましょう。
賞状用紙とは
賞状用紙には、主に厚口の上質紙やケント紙、もしくは昔ながらの和紙を使用する場合が多いです。色は白かクリーム色が基本で、しっかりと厚みがあり重厚感を持つ紙が向いていると言えます。
関連ページ：賞状のサイズは？賞状作成の流れや保管方法、賞状向けの額縁を紹介
賞状用紙を額装するポイント
賞状を額装する際は、まず飾りたい賞状のサイズを確認し、そのサイズや飾る部屋のインテリアに合わせた額を選びます。賞状には様々なサイズがあります。もしサイズちょうどの額縁が無い場合、賞状額のオーダーやマット額装（マットを周りに敷くことでずれを防止する額装方法）を検討しましょう。
額縁が決まったらいよいよ額装です。賞状は滑らかな紙質が多く、額縁の形状やサイズによっては、非常にずれやすいアイテムとなります。そのため額縁に入れる際は、フレームに入れる前に固定することで、ずれを防止可能することができます。
また賞状と合わせて授与された勲章やメダルがある場合、一緒に額装することも可能となります。形状により適切な額装方法が異なることもあり、詳しくは額縁店への相談をおすすめします。
関連ページ：【額装事例】勲記勲章額（賞状と勲章の額装）
賞状額を選ぶポイント
賞状を飾る額縁を選ぶポイントをご紹介します。特にサイズや色・材質選びが重要です。
サイズがぴったりな賞状額を選ぶ
額縁におけるサイズは、非常に重要なポイントです。綺麗に飾るためには、賞状と同じサイズか、少し大きめのサイズの額縁を選ぶ必要があります。少し大きめのサイズの額縁の場合はマット額装をおこなうか、もしくは額と同じサイズの台紙を用意し固定してから飾ることで、額縁内で賞状がずれるのを防ぎやすくなります。
賞状を引きたて、インテリアに合った額縁を選ぶ
どの部屋のどこに賞状を飾るかを決めたら、部屋のインテリアにあわせた額縁を選びましょう。賞状額に限らず、どの額縁を選ぶかで飾った際の雰囲気が大きく変わります。求める雰囲気を演出できる額縁を見つけましょう。具体的には額縁の素材や形状、太さや色で決めていきます。
賞状額の形状
額縁の形状には大きく分けて「平型」、「丸形」、「角型（内流れ／外流れ）」という種類があります。当店では特にフレームの傾斜が外から内に向かって下る形状である「内流れ」を、賞状額としておすすめしています。この形状は作品に視覚が集まりやすいため、大切な賞状をより引き立てることが可能です。
関連ページ：【額縁の選び方】額縁のデザイン 形状・色について
賞状額の素材
賞状額をはじめとする額縁のフレームには木製やアルミ製、樹脂製などの種類があります。
木製
木製の額縁はダークな色から明るい色まで幅広い色合いがあるのが大きな特徴です。ナチュラルなインテリアに合う額縁で、豪華に飾りすぎていないのが魅力となります。自然の木材を使用しているため、製品によって色合いに多少のばらつきがあります。落ち着いた感じを出したい場合は木製の額縁を使用するのがおすすめです。
アルミ製
アルミ製の額縁は丈夫で耐久性が高い点がメリットです。メタリックな色合いが洋風のインテリアに飾ると映える額縁です。アルミ製は高級感と品性を醸し出したい人向けとなります。
樹脂製
樹脂製の額縁は色合いの個体差が少ないため、複数の賞状を飾る時は統一感が出せるのも大きなメリットとなります。値段がリーズナブルな点も魅力です。
賞状額の前面カバーの材質
額縁の前面カバーは、材質の種類としてアクリル製やガラス製、PET素材などがあり素材によって強度や機能、値段などが異なります。
アクリル製
アクリル製の前面カバーはUVカット機能あるものを使えば、中に入れてある賞状が劣化しにくいという利点があります。重量もガラスの半分程度の重さなので、移動の際に持ち運びが楽な点もメリットです。ただ表面に傷がつきやすく静電気でゴミが付着しやすい側面を有しています。
ガラス製
ガラス製の前面カバーは拭き掃除をしても傷がつきにくいのが魅力です。ただし、重量感があるため持ち運びしにくい、ガラスが割れた時の対処が大変などのデメリットもあります。
PET素材
PET素材は安価で壊れにくいのが最大のメリットです。反対にガラス製やアクリル製のような高級感を出すのは難しい部分もありますが、ちょっとした賞状を飾るには最適の前面カバーとなります。子どもの賞状を飾る際に使用するのがおすすめです。
おすすめの賞状額5選
賞状を飾る際におすすめの額縁を5選ピックアップしました。自分の環境やインテリアに合った商品を選び、賞状をきれいに飾りましょう。
関連ページ：賞状の額縁(賞状額)一覧
【賞状額】栄冠 アカマホ
栄冠 アカマホは表面部分の出っ張りや装飾が比較的少ないデザインの額縁で、濃いブラウンの色合いとアクセントのゴールドがおしゃれな印象を持つ製品です。シンプルに額縁に収まるため賞状の良さを引き立たせられる額縁となります。和室に飾ると相性が良くおすすめです。
【賞状額】寸六横目
寸六横目は横目が入った伝統的なデザインとなっており、威厳や豪華さを演出できるのが大きなメリットとなります。A3サイズ以上の賞状用紙にも対応しており、大きいサイズの賞状を飾る場合にもおすすめです。
【賞状額】マルセイユ ゴールド
マルセイユ ゴールドはアンティーク調のインテリアで、海外の賞状を額装する際にとても重宝する額縁です。装飾は多めながら棹幅が26㎜と細いため、主張し過ぎない控えめのデザインとなっています。
【賞状額】マルセイユ シルバー
マルセイユ シルバーは光沢感を抑えた落ち着いたシルバーを基調としている額縁です。控えめな高級感を出したい人にとてもおすすめとなります。
【賞状額】No.A-005-0989
No.A-005-0989は棹幅50mmとなっており、圧倒的な存在感を演出できる額縁です。また外枠のブラウンと内枠のゴールドのバランスがとても良く、賞状がとても立派に見えるのも魅力となります。大切な一枚を飾りたい人向けの額縁です。
まとめ
賞状を額に入れて飾る際は、額縁選びがとても重要です。インテリアに合わせれば、部屋も賞状も引き立てるコーディネートを実現できるかもしれません。
また、賞状をただ置いておくだけの場合と比べて、額装をすると保護の役割も果たせます。ＵＶカットアクリルを用いれば日焼けも防止できます。 詳細をお知りになりたい場合は、ぜひ額縁専門店の安井商店にお問い合わせください。
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