本を額装するポイントは?インテリアとして楽しむヒントや保管方法を紹介
お気に入りのものをインテリアとして楽しむ時、額装というのも選択肢のひとつです。額に入れて飾るものとしては、絵画をはじめとする美術品や、功労の証である賞状などのイメージが強いかもしれません。
そして今回ご紹介したいのは本の額装です。本は厚みがあるため、額装するためには技術が必要となります。この記事では、本の保管方法、インテリアとしての本の飾り方、本の額装方法、おすすめの書籍対応額縁を解説していきます。
本を保管するために必要な対策とは
本は保管方法が悪ければ、自然と傷んでしまうものです。本の劣化原因は、湿度や光、ほこりなどが挙げられます。ここでは、大切な本を保管する方法について解説していきます。
湿度に注意する
本は紙でできているため、湿気を吸収してしまうと、本が変形したりカビが生えたりする場合があります。そのため本を保管する場合は、湿気の影響を受けにくくなるよう工夫しましょう。部屋の空気を入れ替えて風通しをよくしたり、除湿器などを使用したり、本と一緒に乾燥剤などを置いたりすると湿度対策になります。
日焼けに注意する
日が当たるところに本を置いていて、変色させてしまった経験はありませんか? 本は日光に含まれる紫外線に弱く、蛍光灯などの部屋の明かりも日焼けの原因となります。日焼け対策として、収納ケースに保管したり、本にカバーをかけたり、遮光カーテンで外の光が当たらないようにするなどの対策が効果的です。
ほこりや虫に注意する
本にほこりがかぶっていると、カビや虫害の原因となります。部屋の掃除をする際に、本棚などに置いている本はしっかりとほこりを落とし掃除するように心がけましょう。他にも扉つきの本棚を使用したり、扉がない本棚の場合は、ほこりが本にかぶらないようにカーテンをつけたり、収納ケースに入れたりなどの対策方法があります。
本をおしゃれに飾るアイデア
本をインテリアの一部として、おしゃれに飾りたいという人も多いのではないでしょうか。ここではおしゃれに飾るためのアイデアを紹介します。
本を額装する方法
本には重さと厚みがあるため、額装するには一定の技術と専用の額縁が必要です。ここでは弊社にて本を額装する場合を例として解説をしていきます。弊社にて本を額装する場合、平面額装と浮かし額装の2つの方法があります。それぞれについてみていきましょう。
平面額装
通常本を額装する際は、本の縦・横・高さのサイズに合わせて作っていきます。平面額装は、厚み合わせを下に敷き本をフレーム内に入れアクリル板を上からかぶせる方法です。
ただし場合によっては本の端がフレーム内に隠れてしまう部分がでてきてしまうことがあります。その場合はガラス押さえをフレームと本の間に差し込むことで、作品がフレームの内側に隠れないようにすることができます。
関連ページ:【額装方法】本額装(平面額装)
浮かし額装
もう一つの本の額装方法として、浮かし額装があります。これは文字通り本を浮かして額装する手法です。
本のサイズに合わせてアクリル板に凸加工を施すことで、作品の周りにほどよい空間が生まれるため、綺麗に額装することができます。
関連ページ:【額装方法】本額装(浮かし額装)
おすすめの本専用額
安井商店が取り扱っている本の専用額の中で、おすすめのものをご紹介します。
※本を額装するフレームは、ご希望の本のサイズに合わせて額内のサイズを調整します。詳細を確認されたい場合は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
関連ページ:本専用額の一覧
【本専用フレーム】さくら平型 高さ30mm ブラック
こちらの本額は、安井商店で人気のさくらシリーズで、職人が手作業で丁寧に一枚ずつ組み上げ塗装を行っており、上品で高級感があります。作品そのものを引き立てるため、デザインはとてもシンプルに仕上げています。
ブラックカラーがシックな印象を与え、モノトーン基調のお部屋などにとてもマッチします。こちらの本額は、本の厚みが10mm以内であれば対応可能となっています。
【本専用フレーム】さくら平型 高さ30mm ブラック 詳細ページ
【本専用フレーム】さくら平型 高さ40mm ナチュラル
こちらも先ほどと同様、人気のさくらシリーズの本額になります。職人がこだわり抜いて丁寧に作り上げており、本額をシンプルなデザインにすることで、作品そのものをしっかりと引き立てます。
カラーはナチュラルカラーを採用し、上品で木の温もりが感じることができ、どのお部屋にもマッチするカラーリングとなっています。こちらの本額は、本の厚さ20mmまで対応可能となっております。
【本専用フレーム】さくら平型 高さ40mm ナチュラル 詳細ページ
【本専用フレーム】さくら平型 高さ40mm ワイン
安井商店人気のさくらシリーズの本額です。先ほどご紹介したものとのカラー違いとなります。こちらはワインカラーを採用しており、本額自体に存在感があり、額装した時に作品と本額が周囲にしっかりとインパクトを与えます。
ほのかに主張する木目が木の温もりを感じさせ、渋めの赤色が大人な雰囲気を醸します。こちらの本額も、本の厚さ20mmまで対応可能です。
【本専用フレーム】さくら平型 高さ40mm ワイン 詳細ページ
まとめ
本はとてもデリケートであり、保管方法によってはすぐに傷んでしまいます。ここで紹介した方法を参考に、大切な本を劣化させるさまざまな外的要因からなるべく避けるように本の保管方法を工夫してみてください。
お気に入りの本をインテリアとして飾りたい場合は、思い切って額装するのもおすすめです。好きなアーティストの写真集や、お気に入りの洋書などを額装して部屋に飾っておくと、インテリアとしてもとても大きなインパクトを与え、お気に入りの空間になります。
この記事を読んで本の額装に興味を持たれた方は、是非検討してみてください。
額縁や額装なら創業92年の老舗安井商店|東京・上野のフレーム専門店のTOPへ