カンディンスキー1
作品について
ワシリー・カンディンスキーの没年である1944年の油彩作品です。第二次世界大戦の進行に伴い、1937年にはドイツの美術館に所蔵されている作品57点がナチスによって押収されました。7月にミュンヘンでナチスによる「退廃芸術」展が開幕、カンディンスキーの油彩画1点、水彩画6点が展示され芸術活動を継続することは困難を極める状況でした。
当時パリ近郊のヌイイ=シュル=セーヌに居を構えていましたが、ドイツ軍のフランス侵攻に伴いピレネー山中のコトレーに疎開し制作を続け1944年12月13日に死去、享年78歳でした。
1934年にパリに来てからジョアン・ミロ、ジャン・アルプ、アルベルト・マニュエリらと親交を深めると同時に、自身の作品も『コンポジションIX』や『コンポジションX』で表現されているように非幾何学でしなやかな有機体へと変化していきました。
これは作風に基づく推測になりますが、本作品は恐らくデッサウ時代に着手したものをこの年に完成させたものと思われます。表面と裏面それぞれに直筆のサインが入っています。
オリジナルの木枠は細く柔らかい木材が使用されており歪みが出ていたため、今回の額装と同時に張り込みをし直しています。
作品サイズ
800×600
額装
モダンな印象にするため、浮かし額装で行いました。背面は濃紺色の別珍を敷いております。油絵は発色が強いので、別珍と相性がとてもいいです。額縁は輸入モールディングを使用して額装を致しました。額縁の端先に銀箔の入子を入れ橋崎に段差を作っております。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品情報 | 油彩作品 |
| 額装の詳細 | S526-S イタリア製 店頭のみお取り扱い |
| マット仕様 | 濃紺 |
| 参考価格 | 168,960円(税込み) |
※価格は一例です。実際には仕様やオプションにより異なるため、目安としてお考えください。
※価格は額装当時の価格です。詳しくはお問い合わせください。
