【マットについて】役割

今回はマットの役割についてご説明いたします。


(1)マットとは
厚紙等に窓穴が開けられ、中央の作品を囲むように使用します。


(2)役割
マットの役割は大きく分けると5つございます。
①視覚的効果 空間の広がり
②色彩的効果 色の装飾
③装飾的効果 面金、フィレ、装飾模様
④寸法を合わせる
⑤保護効果 です。

①視覚的効果 
作品の周りに空間を作る事によって、作品に空間的な広がりを与える事ができます。


この作品の場合、構図が作品全体にあるため、マットを入れないと窮屈な印象に感じます。

②色彩的効果 色の装飾
作品の周りに色を付ける事によって、作品の印象を引き立てる事ができます。


左からホワイトNo.1-2、クリームNo.4-2、むしくり色No.39-2


左からわかなえ色No.77-2、くろ色No.61-2、べにいろNo.91-2

同じ作品、額縁ですがマットの色を変えることによって雰囲気が変わります。

③装飾的効果 面金、フィレ、装飾模様
作品の周りに、装飾を付ける事により、作品に豪華さを与える事ができます。


作品周りに金の面金を付けることによって、額縁のデザインと作品の雰囲気を合わせ、作品に豪華さを与えております。

④寸法を合わせる
規格フレームを使用する際、作品サイズを規格サイズに合わせるためにマットを使用します。
又は、作品の構図で余分な部分をマットで隠すことにより、作品を違った印象に仕上げる事も可能です。

規格サイズ 太子サイズで額装

規格サイズで額装するため、写真周りの余白をマットで隠して額装をしております。

⑤保護効果
マットをダストカバー(アクリル・ガラス)作品の間に挟むことにより、直接作品がダストカバーに触れることを防ぎます。
特に油絵具、銀塩写真など直接ダストカバー(アクリル・ガラス)が触れてしまうと、塗料がダストカバー(アクリル・ガラス)に付着してしまい、取り外すことが難しくなる可能性がございます。
又、湿気の寒暖差の影響でダストカバー(特にガラス)内側に水滴が付くことがあり、直接作品に触れてしまうと、作品へのカビの発生の原因になります。