【マットについて】窓抜きサイズ、マット幅、色について

今回はマットを注文する際のポイント
(1) 窓抜きサイズ
(2) マット幅の決め方と効果
(3) 色の効果
についてご説明いたします。

(1) 窓抜きサイズの決め方
窓抜きサイズとは紙マットに穴をあけ、作品を正面から見えるサイズの事を言います。
作品にサインがある場合、ない場合によって決め方に違いがございます。

作品にサインがある場合
下記のように作品にサインがある場合、弊社では下記のようにして窓抜きサイズを決めます。


作品が描かれている寸法を測ります。サインを含めた寸法を測ります。


サインの記載がない上、右、左部分は10㎜の余白をとります。
サインのある下の部分は5㎜の余白をとります。

この作品の場合は 縦846㎜ 横593㎜なので
窓抜きサイズは縦861㎜(846㎜+15㎜)、横613㎜(593㎜+20㎜)となります。


マットを作品にセットし額装を致しました。

作品にサインが無い場合
①用紙全体を見せたい場合。

用紙の縦と横の寸法を測ります。


窓抜きサイズは用紙サイズより上下左右それぞれ5mm以上小さくします。
この作品の場合は縦360㎜、横540㎜が用紙サイズなので 窓抜きサイズは350㎜(360㎜-10㎜)×530㎜(540㎜-10㎜)になります。 用紙よりもに用紙よりも窓寸法を小さくしないと、作品が窓から落ちてしまいます。


さくら平型18㎜で額装。マット穴抜きサイズ350㎜×530㎜ マット幅上下35㎜幅、左右45㎜幅。マット外寸420㎜×620㎜。

②作品の一部を見せたい場合

額縁の大きさを大きくしたくない場合や、作品の構図を絞りたい場合などは、見せたい部分の縦、横の長さを測ります。
この作品の場合、作品の全体の大きさは287㎜×396㎜ですが、見せたい部分の大きさは335㎜×240㎜となります。
335×240を窓抜きのサイズとします。

アンティークフレームブルーで額装。マット窓抜きサイズ240㎜×335㎜。マット幅上下35㎜、左右40㎜。マット外寸310㎜×415㎜。

(2) マット幅の決め方と効果
弊社ではマット幅を決める際、
①作品の大きさ
②作品の構図
の2点を考慮してマット幅を決めております。

①作品の大きさ 
下記のサイズ表(あくまでも参考値)のように作品が小さい場合はマット幅を狭くし、作品が大きくなればマット幅を広くします。



②作品の構図
マット幅を広くすることによって作品に空間の広がりを持たせる効果があります。



上記の作品のように作品の構図が横に広がる構図であれば左右のマット幅を上下よりも5~20㎜程(作品の大きさによって変わります。)広くとります。



縦に広がる構図であれば上下のマット幅を左右のマット幅よりも5~20㎜広くします。



書の作品のように作品自体が極端に縦長、横長の作品の場合は長い辺のマット幅を広くし、短い辺のマット幅を狭くします。



(3)色の効果
ホワイト、クリームの色を使う事が多いですが、カラーマットを使う事で作品の雰囲気を大きく変えることができます。作品の周りに色を付ける事によって、作品の印象を引き立てる事ができます。


左からホワイトNo.1-2、クリームNo.4-2、むしくり色No.39-2


左からわかなえ色No.77-2、くろ色No.61-2、べにいろNo.91-2

同じ作品、額縁ですがマットの色を変えることによって雰囲気が変わります。