アンティーク額はどう飾る?おしゃれに飾るポイントとおすすめ額

部屋の雰囲気に深みを出しつつおしゃれに演出したい時、手軽に取り入れられるおすすめアイテムがアンティーク調の額縁です。存在感があるため、部屋に合った飾り方をすれば、1つだけでも雰囲気を大きく変えられます。

今回は、アンティークな額縁についての基本的な知識を紹介したうえで、飾るためのポイントについて詳しく解説します。お気に入りの作品をより素敵に飾りたい方のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

アンティークとは?

アンティークとは、フランス語で「骨董品」という意味です。ラテン語の「Antiquus(アンティクウス)」が言葉の由来となります。

正式にアンティークと呼ぶことができる商品の定義は、アメリカの通称関税法では「製造された時から100年を経過した商品(美術品や工芸品、手芸品)」と決められています。そのため、100年を経過した商品であれば家具でも衣類でもアンティークです。

ただしこれが世界共通で通用するわけではありません。ケースによって意味が多少変わることがあるため、注意が必要です。

また、似たような言葉でクラシック・ジャンク・レトロ・ヴィンテージがあります。これらは明確に違いがあるため、l詳しくは下記の表をご覧ください。

 

クラシック古典音楽から生まれた言葉です。音楽や文学など形のないものに対しても使われます。もとの意味は「一流の」でしたが、いつからか「古典」や「格式のある」という意味でも使われるようになりました。
ジャンク少し難のあるものをさします。そのままでは使えないぐらい故障していたり、利用価値を失っていたりする場合の物を示します。ヴィンテージやクラシックなどと違う点は、年式が古すぎて商品価値がほぼ無く、利益がほとんど見込めないものが分類されることが多いです。
レトロ時代に関係なく、古き良きものを懐かしみ楽しむことを示します。たとえば、レトロファッションやレトロな趣味などです。良い意味での古さやノスタルジーを感じる物を好意的な意味で表現する場合に使う言葉です。
ヴィンテージ

一般的に制作から20年から30年以上100年未満で、保存状態がよく価値が高いものを指します。もともとワイン用語ですが、現在では幅広い業界で使われています。

そのため、当たり年のワインのことをヴィンテージ・ワインと呼びます。現在では、当時話題になった商品やレアな商品を示すことが多いです。

 

 

アンティーク調とアンティークの違い

家具などで見られるアンティーク調というのは、アンティークとは全く違うものです。

アンティーク調とは、新しい商品にさまざまな加工を施し、古い商品に見せたものです。つまり、「アンティークの様に見えるもの」や「アンティークに見えるように加工したもの」を示す言葉となります。家具としては新品なのですが、デザインによってまるで本物の骨董品のような風合いを出すことができます。

対して、アンティークは実際に古いもののことです。中には世の中にひとつしか残っていないモノも存在します。

ただし使い方がそこまで厳密ではないため、「アンティーク」と銘打っているのに、実際はアンティーク調の新品であることも。購入時に確かめることをおすすめします。

 

アンティーク調の額縁を飾るポイント

アンティーク調の額縁はフレームだけを飾ってもインテリアになります。さらに、素材やカラー、デザインで大きく雰囲気が異なります。たとえば、木製のアンティーク調の額縁はナチュラルな雰囲気を感じたり、重厚感を感じたりできることが特徴です。

そのため、アンティーク調の額縁は絵を飾る道具としてだけではなく、額縁単体でインテリアとして飾ることもおすすめです。以下は主なポイントもあります。

  • 同系色でトーンを揃える
  • 部屋全体との統一感を意識する
  •  複数の額縁を飾る時には他にもポイントがある
  • 中央に配置するものを決めて、左右に流れるように飾る
  • 同じサイズの額縁を等間隔に並べる
  • ライン(上下左右)を揃える

アンティークな額縁を部屋に取り入れる際、他のインテリアとの色のトーンを意識しておくことが重要です。作品の色がバラバラであったとしてもしても、額縁が他のインテリアと同じトーンであれば違和感なく飾ることができます。

また、インテリア全体にキーワードがあったりテーマが統一されている場合には、額縁もそのテーマに合わせたものを用意すると良いでしょう。部屋全体がアンティークなインテリアで統一されている場合には、アンティークな額縁は部屋全体の統一感を高め、雰囲気を良いものにしてくれます。

 

アンティーク調の額縁を飾るヒント

額縁を飾るうえで、正解は1つではありません。ここではアンティーク調の額縁を、よりおしゃれに飾るための飾り方のヒントをご紹介します。

 

アンティーク調の額縁×ブーケ

アンティーク調の額縁とブーケを合わせて飾る場合、額縁の中にきちんと収めるのではなく、敢えて額縁からはみ出させたり、中心からずらしたりするときれいに見えます。額縁に収めないことで、洗練されたインテリアになり上級者です。また、使用する花はビビットカラーといった明るい色にすると、アンティーク調の額縁に映えます。

 

 

アンティーク調の額縁×アクセサリー

額縁は絵を飾るだけではなく、アンティーク調の額縁×アクセサリーの組み合わせもできます。たとえば、立体的なアンティーク調の額縁にアクセサリーを飾ると、アクセサリーが絵画のように違った輝きを放ちます。額縁の色はゴールドがおすすめです。さらに、額縁に飾ることで、収納にもなります。お気に入りのアクセサリーを飾ると、気分も上がります。

 

 

アンティーク調の額縁×絵が描かれているアイテム

アンティーク調の額縁も他の額縁と同様に、絵画やイラストなどを飾るアイテムです。しかし、使い方はそれだけではありません。たとえば、壁紙やポストカード、クリアファイルなどを飾るのもよいでしょう。気に入ったイラストや絵画が描かれているアイテムを大切に保管しておくこともありますが、毎日、見ることができる場所にアンティーク調の額縁に入れて飾ることもおすすめです。

 

 

アンティーク調の額縁×ドライフラワー

生花とは違った味わいがあるドライフラワーとアンティーク調の額縁を飾ることも方法のひとつです。このとき使うアンティーク調の額縁は木製にすると、ドライフラワーとのバランスが取れます。ナチュラルな中に華やかさを演出したい方におすすめです。もちろん、木製以外の材質やカラーとでも合わせることも方法のひとつです。

 

 

アンティーク調の額縁だけで飾る

敢えてアンティーク調の額縁だけを飾り、壁紙を絵画のように見せることもワンランク上のワザです。さらに、額縁と額縁をずらして飾ると、印象が変わります。

 

 

おすすめのアンティーク調額縁

ここからはおすすめのアンティーク調の額縁をご紹介します。

 

 

【フォトフレーム】 アンティークフレーム ブラウン

新しい木材にイギリス製の特殊な塗料を塗り、アンティーク調に仕上げた商品です。シャビーシックインテリアとして使うときにおすすめです。アンティークを引き立たせるために棹巾と厚みを広くしました。また、1つ1つ手作業で塗装をするため、個性があるアンティーク調の額縁に仕上がっています。

【フォトフレーム】 アンティークフレーム ブラウン 詳細ページ

 

 

【賞状額】マルセイユ ゴールド

アンティーク調の賞状額縁です。棹幅が26mmと細い中に、細かい装飾が施されていますが主張は強くありません。たとえば、海外の賞状を額装するときにおすすめです。

【賞状額】マルセイユ ゴールド 詳細ページ

 

 

【水彩額】MH-16K-BG ブラッシュゴールド

アルミ製の水彩フレームでアンティーク調に仕上げ棹幅は11mmです。価格はマット代込みです。細い額縁ですが、ゴールドが際立っています。

【水彩額】MH-16K-BG ブラッシュゴールド 詳細ページ

 

 

【デッサン額】アンティークフレーム 平型40 ブルー

イギリスの塗料を使用し、アンティーク調に仕上げた商品です。棹巾と厚みを出して風合いを活かしています。

【デッサン額】アンティークフレーム 平型40 ブルー 詳細ページ

 

 

【水彩額】SUISAI-O-SB-707P ステン

アルミの質感を強めにだしている、アルミ製の水彩フレームです。違ったテイストのアンティーク調の額縁です。

【水彩額】SUISAI-O-SB-707P ステン 詳細ページ

 

 

アンティーク調の額縁をおしゃれに飾ろう

額縁は絵画や賞状などを飾るだけではありません。

本物のアンティークな額縁はお値段も高くなりがちですし、そもそも出回っている数が少ないです。まずはアンティーク調のものやヴィンテージから始めることで、導入のハードルは低くなるのではないでしょうか。

せっかくお気に入りの作品を手に入れたなら、飾り方までしっかりこだわりたいところです。当店では、作品にあった最適な額縁をご提案いたします。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

 

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安井 章浩
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