イラストを額装する時のポイントとは?おすすめ額縁も紹介

思い出のイラストを美しく保管しながら飾るために有効なのが額縁です。ですが額縁にも種類が多くあり、選び方を間違えるとキレイに作品を保管できなかったり、飾った際に作品や室内のインテリアと合わなかったりする可能性もあります。

 

そこでこの記事では、イラスト向けの額縁の選び方やポイントについて解説しています。おすすめの額縁についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

イラストとは?

額縁の基本に入る前に、イラスト作品について押さえておきましょう。イラスト作品には薄い紙に描かれたものや、デジタルで作成されたイラストなどがあります。たとえば、子供が描いた絵やグラフィックソフトで作ったアニメ絵など、イラストと一括りにしても幅は広いです。

 

 

イラストを飾るのに向いている額縁とは?

イラスト作品向けの額縁は、作品のサイズと厚さに合わせて選ぶのが基本です。

 

紙の厚さは材質によって異なり、一般的な普通紙で1mmほどとなります。作品の厚さを確かめてから額縁を選ぶようにしましょう。

 

関連ページ:紙・薄い作品用の額縁(デッサン額)一覧

関連ページ:コピー用紙サイズ対応フレーム一覧

 

 

 

イラスト作品を額縁に飾るポイント

ここからは基本の応用として、イラスト作品を額縁に飾るポイントについて解説していきます。具体的には以下の5つのポイントがあります。

 

  1. イラストのサイズに合わせて選ぶ
  2. フレームカラーとデザインに合わせて選ぶ
  3. 日焼け対策で劣化防止
  4. インテリアに合わせたフレームを選ぶ
  5. イラストの組み合わせも大切

 

それぞれ順番に見ていきましょう。

 

 

ポイント1: イラストのサイズに合わせて選ぶ

1つ目はイラストのサイズに合わせた額縁を選ぶことです。そのためには、イラストのサイズを正確に測らなければなりません。

 

「A4サイズだと思ったら、実はB5だった」のように紙のサイズを間違えることはよくあります。起きがちなミスだからこそ、定規やメジャーを使って縦・横のサイズを正確に測ることが大切です。ちなみに、よく使われる紙のサイズは以下の通りです。

 

規格

サイズ

主な使用用途

A4

210×297mm

コピー用紙

A6

105×148mm

はがき

B5

182×257mm

ノートや雑誌

B6

128×182mm

手帳

 

イラストのサイズが分かったら、ジャストか一回り大きい額縁を購入しましょう。余白が出過ぎたら、「マット」と呼ばれる、作品と額縁の余白を調整するパーツを入れることも可能です。キレイに飾るためにも、作品と額縁のサイズは合わせるようにしてください。

 

 

ポイント2: フレームカラーとデザインに合わせて選ぶ

2つ目は、額縁のフレームカラーと作品のデザインを合わせて選ぶことです。基本的にはイラストのデザインが映えるように、シンプルなフレームカラーを選びましょう。

 

例えばシルバーのアルミフレームは、明るい色でも暗い色でも合わせやすいです。また水彩、版画を入れるなら木製のデッサン額も向いています。木製の自然な温もりとシンプルなデザインが、作品である絵画を一層引き立てるでしょう。

 

弊社では、作品に合わせた額縁をオーダーメイドで作成しております。フレームカラーについてもお選びいただけますので、ぜひご検討ください。

 

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ポイント3: 日焼け対策で劣化防止

3つ目は紙の劣化を防ぐことです。

 

例えば紙は紫外線に当たることによって、紙の強度が下がったり茶色く変色したりするなど劣化が進んでいきます。また白熱電球に含まれる赤外線は、紙を乾燥させて劣化を早めてしまう原因にもなります。

 

日焼け対策には、UVカットが施されたアクリルのある額縁を選ぶと良いでしょう。

 

思い入れのあるイラスト作品は、外的刺激を防げる額縁に入れることで大切に保管しながら飾ることが可能です。

 

 

ポイント4: インテリアに合わせたフレームを選ぶ

4つ目は室内のインテリアに合わせたフレームを選ぶことです。

 

例えば、先ほど紹介した木製のデッサン額をモノトーンのインテリアに合わせると、フレームが浮いてしまう可能性があります。

 

モノトーンの室内に合わせるなら、ブラックやホワイト・シルバーといったモノトーンの額縁を、部屋のインテリアの質感にあわせて選びましょう。これらは作品との相性も良いため、室内とイラストを調和させやすくなります。

 

一方、ウッド調のインテリアならモノトーンよりも木製フレームのほうが合うことが多いです。フレームカラーによっては、インテリアと相反してしまう可能性もあるので選ぶ際は注意してください。

 

 

ポイント5: イラスト同士の組み合わせも大切

5つ目は額縁だけではなくイラスト同士の組み合わせに注意することです。特にイラストを複数枚飾るときは、デザインや配色に合わせて飾る位置を決めていくと良いでしょう。すると、自然に統一感のある室内になりやすくなります。

 

さらにサイズがバラバラのイラストでも、四角形を意識しながら飾るとまとまりのある印象に仕上がります。イラストの組み合わせ一つでインテリアの印象が大きく変わるため、作品を組み合わせる時はいろいろな配置を試してみてください。

 

 

 

 

 

イラスト作品におすすめの額縁を紹介

弊社で取り扱っている、イラスト作品におすすめの額縁を3つご紹介いたします。今回は、紙など厚みのない物を入れるに相応しい、デッサン額を中心に選んでおります。

 

 

【デッサン額】サクラ平型 ナチュラル

木製フレームのサクラ平型シリーズは、全国の美術館や展示会で使用されるほど多くの人に愛用されています。素材には傷や湿気に強い北欧のバーチ材を使用。光沢のある美しい木肌で、年数が経過しても耐久性は衰えません。

 

ナチュラルは、木の色味がそのまま活かされており、温かみのある色合いが特徴です。またシンプルな色でもあるため、作品のイメージをそのまま表現できます。イラストを際立たせたい人にピッタリといえるでしょう。

 

【デッサン額】サクラ平型 ナチュラル 詳細ページ

 

 

【デッサン額】サクラ平型 ブラック

先ほど紹介した、サクラ平型シリーズのカラー違いになります。ブラックのポイントは、イラスト作品を引き締めてシックな雰囲気にしてくれること。水彩や版画はもちろん、写真やモノクロ作品・ポスターなどに最適です。

 

また室内の一部として溶け込みやすいため、インテリアの邪魔にもなりません。カラー選びに迷った人はブラックを選ぶと良いでしょう。

 

【デッサン額】サクラ平型 ブラック 詳細ページ

 

 

【デッサン額】サクラ平型 ホワイト

こちらも、サクラ平型シリーズのカラー違いになります。ホワイトのポイントは、色味が強いイラストでも作品を引き立ててくれることです。額縁の色が邪魔にならないため、イラストの色味が強調されて作品のイメージが伝わりやすくなります。

 

またホワイトの額縁が壁の色と同化して、イラストに視線が集中しやすくなる効果もあります。より作品を強調させたい人は、ホワイトを選ぶと良いでしょう。

 

【デッサン額】サクラ平型 ホワイト 詳細ページ

 

 

 

まとめ

イラストの額縁選びでは、作品をキレイに飾るために押さえておくべきポイントがいくつかあります。ポイントを押さえることで、お気に入りのイラストをインテリアと馴染ませやすくなることでしょう。

 

安井商店では、お客様のご要望に応じてオーダーメイドで額縁を作成しております。サイズや色味についてもご相談いただきながら作れますので、ぜひご利用ください。

 

 

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安井 章浩
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