額を立てて飾る際のポイントとは?おすすめの額縁も紹介

額縁は壁に掛ける以外にも、立て掛けて飾る方法があります。額縁を立てて飾る場合は、壁に穴を開けずに済むため、賃貸物件でも飾りやすくなるかもしれません。

 

今回は額を立てて飾る際のポイントを紹介していきます。最後におすすめの額縁も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

額を立てて飾るには?

額縁を立てて飾る場合、スタンド式のアイテムを利用して飾るのが基本となります。

 

もしくは床に直置きする形で壁や棚などにそのまま額を立て掛けて飾ることも可能です。例えば大きめの額を無造作に直置きする形は、よくインテリアとして好まれます。ただし誤ってぶつかってしまったり、倒れてしまったりする可能性もあるため、安全に配慮した配置を心掛ける必要があります。

 

 

 

額を立てて飾るためのアイテム

額縁を立てて飾るためにはさまざまなグッズが展開されています。ここでは一般的な「額縁用スタンド」、「額立て」、「イーゼル」についてご紹介します。

 

額縁用スタンド

額縁にスタンドがない場合でも、スタンド部分だけを追加で取り付けられるアイテムです。もしくは最初から「スタンド付き額縁」として、スタンドが付属した状態で販売されている額縁もあります。小さい額縁なら、どこでも簡単に立てて飾れるので、自宅の雰囲気に合わせたオシャレな空間を演出できます。

外付け額縁用スタンドを別売りで買う場合、大小さまざまなサイズがあるので、お手持ちの額縁に合わせたサイズ選びが必要になります。

取り付け方はスタンドにより異なります。額縁の背面にシールで取り付けるタイプや、木枠に直接ネジで固定するタイプ。額縁を傷つけたくない方には、フレームとバックボードの隙間に差し込むタイプもあるので、用途に合わせて選択するとよいでしょう。

 

イーゼル

もともとは、絵を描くときのキャンパス台として使用されていたイーゼルですが、そのまま絵を飾る台としても使用できます。イーゼルを使用すると、ラフな演出や個性的な雰囲気を出せてオシャレに飾れます。また本来のイーゼルをそのままコンパクトにしたミニサイズであれば、小さい絵を飾るのにもぴったりです。

 

 

額立て

額立てには、大きく分けて3つのタイプがあります。

また「皿立て」(皿立ては名前の通り丸皿や角皿を展示するためのスタンド)として販売されているアイテムの中には、サイズや重さが適合すれば、額縁を立てられるものもあります。

・背もたれタイプ

背もたれタイプは主に、スタンドに対して額縁を立てかける、シンプルなものです。背もたれの高さによって、立てかけられる額縁のサイズが決まります。また形状的に額縁下部の前面にスタンドが少し見えるものも多いです。額縁や作品のイメージに合った、サイズ・素材・形状から好みの商品を選びましょう。

 

・開閉タイプ

蝶番で繋がれたふたつ折れタイプの額縁立てです。皿立てとして使用される場合も多いアイテムです。背もたれ部と底部分の3点で支えます。背もたれタイプよりも安定感には欠けるため、大きな額縁には使用できない場合があります。

 

・2本足独立タイプ

支持する部分がそれぞれ独立したアイテムで、背もたれ部と底部分の4点で支えます。スタンドの幅を広げることで、開閉タイプよりも大きなサイズのものでも使用可能です。

 

 

 

額を立てて飾るポイント(スタンドやイーゼルなどを利用する場合)

額縁用スタンドやイーゼルなどを利用して、額を立てて飾るポイントを3つご紹介します。

 

 

ポイント1:額縁のサイズに合わせたアイテムを選ぶ

額縁のサイズを測って、額縁立てを選ばないと、不安定になります。大切な作品やコレクションを破損してしまう可能性があるので、安定しているかどうかは必ず確認しましょう。アイテムによっては「適応サイズ」が設定されているものもあります。

 

額縁を縦向きに置くときは、背もたれ部の高さに注意してください。低いと後ろに倒れてしまいます。額縁の中央より高い位置から支持部(脚)が出ていると比較的安定しやすいです。額縁の横幅は、スタンドから3〜4cmはみ出すように設置すると安定します。はみ出した部分はスタンド設置部分よりも短くなるようにしましょう。

 

イーゼルを使用する場合は、額縁受け部分の幅が額縁よりも長いものを選びましょう。また、額縁に高さがある場合、イーゼルは低い方が安定感は増します。

 

 

ポイント2: 耐荷重を確認して選ぶ

額縁を立てて飾るアイテムの多くには、それぞれ耐荷重が設定されています。飾りたい額縁と作品を合わせた重さを事前に確認しておくのが無難です。また似たようなデザインで迷ったときは、耐荷重で比較し、より大きいものを選ぶのもよいでしょう。

 

ただし耐荷重はあくまでも目安です。飾る作品や使い方によって状況が異なる可能性があるため、注意が必要です。

 

 

ポイント3: インテリアに合わせたデザインを選ぶ

次は飾る場所に合わせてアイテムのデザインを選んでいきます。額立ても作品を際立たせる重要な要素です。素材やサイズをしっかり検討すると、作品に対してさらに愛着が湧くでしょう。

 

ステンレス素材のものは、シンプルなのにオシャレで使い勝手がよくおすすめできます。

 

他にも、シャビーシックなものを選ぶと、アンティークな雰囲気が出るので、アンティークが好きな方にはおすすめです。また、カッコよく、インテリアに馴染みやすいアイアン素材もあります。

 

イーゼルは素材によっては、単体で使用してもおしゃれです。インテリアが自然派なら、ウッディ調がおすすめです。木の温かみを感じられます。ただし、特に加工していない木材の場合、湿気に弱いというデメリットもあるため、置く場所に合わせて素材を検討してください。

 

 

 

立てて飾れるおすすめの額縁 

ここからは、弊社でおすすめする商品を紹介します。今回は、そのまま立てて飾れるアンティークフレームを集めてみました。

 

 

【フォトフレーム】アンティークフレーム

イギリスの特殊な塗料を使い、新しい材木を古びた風合いに仕上げております。シャビーシックインテリアとしての額縁を使う際におすすめです。さまざまな作品になじみやすいブラウンやホワイト、インテリアのワンポイントにもなるブルーがあります。

 

アンティークフレーム ブラウン 詳細ページ

アンティークフレーム ホワイト 詳細ページ

アンティークフレーム ブルー 詳細ページ

 

 

【ユニフォーム額】L204 ユニホームハンガー

ユニフォームを飾ることを想定したこちらの商品は、床に置くタイプのフレームです。両面に透明カバー(アクリル板)仕様なので、ユニフォームやTシャツを前後から楽しめます。移動しやすく、イベントや店舗に設置するにも最適です。

 

【ユニフォーム額】L204 ユニホームハンガー 詳細ページ

 

 

 

まとめ

額縁を立てて飾るアイテムにもさまざまなものがあります。インテリアに合わせて額縁を選ぶ際、一緒にスタンドを選ぶようにするとトータルの見え方を考えやすくおすすめです。特に「壁に穴を開けたくない」と考える方は、立てて飾るという方法を試してみてはいかがでしょうか?

 

 

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安井 章浩
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