額縁ノウハウ
裏打ち
【裏打ち】②書 (皺がよってしまっている)
裏打ちとは「作品に薄い紙を貼る事で、作品の皺を伸ばし、又、紙を厚くすることで強度を持たせる技法です。」
主に下記の5種類の作品の場合、弊社ではお客様にご提案いたします。
(1) 薄い作品 (スカーフなどの柔らかい作品)
(2) 書 (皺がよってしまっている)
(3) 写真 (写真紙は湿気を吸いやすく、大きい作品の場合は時間経過とともに湿気を吸って皺になりやすい)
(4) 丸まってしまった作品 (丸くなる癖がついているポスター、版画等)
(5) 破れてしまった作品 (下紙を貼る事によって、破れた個所を補修します)
今回は書の作品に関しての裏打ちについてご紹介いたします。
(2)書 (皺がよってしまっている)
書の場合、裏打ちをしないと作品の皺を伸ばすことができません。

裏打ち前 全体的に皺が寄ってしまっています。破れている箇所があります。

裏打ち後 皺が伸びて、破れている箇所も補修しました。
裏打ちをすることによって、作品の皺を伸ばし綺麗に額装することが可能になります。
【作業手順】

1.裏打ち前 折皺、破れている箇所があります。

2.作品の裏側に薄い和紙を敷き、水を均一に吹きかけて折皺を伸ばします。

3.和紙に中性糊を付けます。

4.和紙を作品の上に敷き、刷毛を使って付着させていきます。

5.壁板に張り付けて、約2日間乾燥させていきます。

6.完成。皺、破れている箇所が補修されました。
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